スキンバイブは、米国食品医薬品局(FDA)がヒアルロン酸ベースのジェルインプラント、つまりフィラーと説明している製品です。ただし、フィラーという分類が、そのまま頬のくぼみを埋める施術目的を意味するわけではありません。私たちはこの記事で、製品の分類と希望する変化を分けて説明します。

フィラーという分類と、頬の肌をなめらかにする目的
FDAの2023年の承認内容は、21歳を超える成人の頬の皮膚をなめらかにするため、真皮内(皮膚の内側の層)に注入するというものです。そのため、スキンブースターだからフィラーではない、と言い切るのは正確ではありません。製品が何に分類されるかと、何を目的に注入するかは、別の問いです。
この承認内容を、頬のくぼみを埋めたり、顔の輪郭を整えたりする根拠として読み替えることもできません。一方で、ボリュームにまったく影響しないという意味でもありません。頬の肌のなめらかさを改善するという承認目的と、ボリューム補正への期待は区別する必要があります。
スキンブースターという呼び名でも、リスクはあります
FDAのフィラーに関する安全情報では、内出血、腫れ、痛みが起こり得る反応として挙げられています。まれではありますが、意図せず血管内に注入されると、皮膚壊死、失明、脳卒中といった重大な合併症が生じる可能性があります。施術中や直後に見え方の変化や通常とは異なる痛みが現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。
また、FDAのスキンバイブに関する情報では、次のアレルギー歴がある場合は禁忌(使用してはいけない条件)とされています。
- リドカインに対するアレルギー
- グラム陽性菌のタンパク質に対する過敏症
- アナフィラキシーの既往を伴う重度のアレルギー、または複数の重度のアレルギー歴
これらの既往歴は、施術前に必ず医療者へ伝えてください。
カウンセリングでは、呼び名よりも希望する変化を具体的に
頬の表面のざらつきを改善したいのか、くぼんだ部分のボリュームを補いたいのか。まずは、希望する変化を整理してみてください。私たちがここでお伝えしたいのは、フィラーかどうかという呼び名だけでなく、施術の目的とリスクを確認することの大切さです。
ここで紹介したのは米国での承認内容であり、韓国での承認内容と同一と捉えることはできません。韓国で施術を受ける際は、その製品の承認内容と使用説明書を医療者と一緒に確認し、希望する変化について相談してください。

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