スキンバイブによる肌のなめらかさの改善を、そのまま深い頬のこけを埋める効果と捉えることはできません。私たちUH CELLでは、頬の表面をなめらかにする変化と、くぼんだ部分のボリュームを補う変化を分けて説明しています。製造元のアラガン エステティックスも、スキンバイブを顔の形やボリュームを変える施術として紹介していません。

肌のなめらかさとボリュームの違い
アラガン エステティックスの米国向け製品説明によると、スキンバイブはヒアルロン酸を真皮(皮膚の内側の層)に微小な液滴状に注入し、頬の肌をなめらかにする製品です。うるおいを高めるという説明は、こけた頬をふっくらと埋めるという意味ではありません。
希望する変化が「ざらつく肌表面をなめらかにしたい」のか、「くぼんだ頬の輪郭を変えたい」のかを分けて伝えることが大切です。
臨床研究で確認されたのはどのような効果ですか?
米国食品医薬品局(FDA)の2023年の承認資料では、209人を対象とした臨床研究で頬の肌のなめらかさの改善が確認され、その効果が少なくとも6か月続いたと説明されています。米国での承認対象は21歳以上で、承認された目的は、頬の肌のなめらかさを改善するための真皮内注入です。
この結果は、深い頬のこけを補正する効果を示したものではありません。また、米国の承認範囲を、韓国での承認内容や一人ひとりの施術の判断基準と同じものとして扱うこともできません。
注入に伴うリスクも確認してください
アラガン エステティックスの米国向け安全性情報では、内出血・腫れ・痛みなどの注射部位の反応が案内されています。次に挙げる病歴やアレルギーは禁忌に該当します。
- アナフィラキシー、または複数の重度のアレルギーの既往
- グラム陽性菌のタンパク質に対するアレルギー
- リドカインに対するアレルギー
同社の患者向け案内では、過去にヒアルロン酸フィラーでアレルギー反応を起こした場合も禁忌とされています。妊娠中・授乳中の安全性は確立されていません。
同じ安全性情報は、血管内に注入された場合、まれではあるものの、皮膚壊死・視力障害・脳卒中などの重大な合併症が起こり得ると警告しています。施術中や直後に次の症状が現れた場合は、直ちに医療スタッフに伝え、診療を受けてください。
- 見え方の変化
- 通常とは異なる痛み
- 皮膚が白くなる変化
私たちが重視する出発点は、施術名よりも、どのような変化を希望するかを分けて考えることです。頬のこけが気になる場合は、肌のなめらかさの改善とボリュームの補充を一つの目標にまとめず、希望する形の変化を医療者と相談してください。

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