フィラーの施術を受けたことがある場合は、ウルセラの施術前に、受けた部位を伝えてください。私たちが重視するのは、フィラーの施術歴だけで可否を決めるのではなく、フィラーがある部位とウルセラを検討している部位が重なるかを医療者と相談することです。

フィラーがある部位の直上への施術には注意が必要です
メーカーのウルテラが発行した2026年の米国向けウルセラプライム取扱説明書には、フィラーがある部位の上での使用は評価されておらず、その部位の直上への施術は推奨されないと記載されています。これは、取扱説明書の「注意事項」に含まれる内容です。
ここで大切なのは、この注意事項がどこまでを指すかです。米国向け取扱説明書の記載を韓国の承認内容と同じものとして説明したり、フィラーの施術歴がある方は誰でも顔全体にウルセラを受けられないという意味に広げたりすることはできません。一方で、フィラーがない別の部位であれば、個別に判断せず施術できるという保証でもありません。
フィラーが溶けるという意味ですか?
この注意事項だけで、フィラーが必ず溶けたり変形したりすると断定することはできません。メーカーが示しているのは、その部位の上での使用が評価されていないということです。それを、特定の副作用が必ず起こるという結論に置き換えることはできません。
同じ理由で、この記載を根拠に「数週間待てば安全」といった待機期間を決めることもできません。フィラーの施術歴を伝えることと、一定期間後の安全性を保証することは、区別する必要があります。
カウンセリング前に整理しておきたいこと
施術歴を漏れなく伝えられるよう、次の情報をメモしておくことをお勧めします。
- フィラーの施術を受けた部位と、左右のどちらかを整理してください。
- 施術を受けた時期をまとめてください。
- 覚えている製品名を記載してください。
- 手元に施術記録があれば、一緒に準備してください。
正確に覚えていない情報は、推測で埋めず、分からない部分はそのまま伝えてください。
施術日を決める前に、医療者に肌の状態を確認してもらいましょう。整理したフィラーの施術歴をもとに、ウルセラを検討している部位と重なるかも相談してください。
※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、医師にご相談ください。

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