そばかすのレーザーが一度で終わるかどうかは、施術回数よりも先に「そばかすだけの肌か、肝斑を伴う肌か」で決まります。境界がはっきりしたそばかすは治療によく反応しますが、肝斑が混ざっている場合、強いレーザーを少ない回数で当てるやり方はかえって色素を濃くすることがあり、弱いエネルギーで回数を分ける設計が検討されます。

こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。韓国でそばかすのレーザーを一度で終わらせられるか、というご質問をよくいただきますが、私はまず回数より色素の種類を確認すべきだと考えます。
そばかす単独と、肝斑を伴う場合の違い
米国国立医学図書館PubMed Centralに掲載された2023年の臨床論文は、そばかすを常染色体優性で遺伝し、紫外線を浴びると濃くなる小さな茶色の斑点として説明しています。同論文によれば、境界が明瞭なそばかすの患者は概ね良好な治療結果を得られる一方、境界が不明瞭な場合や肝斑を伴う場合は治療が難しくなるとされています。こうした肌に短い波長のレーザーを高いエネルギーで少ない回数当てると、肝斑が濃くなったり炎症後色素沈着が生じたりする可能性がある、という指摘も含まれています。
この違いを最初に確認する理由は、同じ「色が濃くなった部分」でも、そばかすと肝斑では肌の中での色素の振る舞いが異なるためです。肌状態を確認しないまま同じ設計で施術を進めると、片方には合っていても、もう片方には刺激が強すぎることがあります。
分割治療の研究は何回だったか
この論文では、肝斑を伴うそばかすのある27〜53歳の女性109名(肌タイプIII〜IV)を対象に、Qスイッチ1064nmレーザーを大きめのスポット・低エネルギーで、10〜15日間隔・総10〜15回にわたって行っています。治療期間中は洗顔と保湿、紫外線を避けること、SPF30以上の日焼け止めの使用を厳密に守らせたと記録されています。
結果として、そばかすはほぼ消失し(有効率100%)、肝斑は39.4%で有効と判定されました。6か月後の再診では、そばかすの再発はなく、肝斑の再発が3名で見られ、炎症後色素沈着を起こした患者はいなかったと報告されています。ただしこれは特定の集団を対象にした一つの研究の結果であり、すべての肌に同じ回数が当てはまるという意味ではありません。
短期滞在のスケジュールで決めておきたいこと
上記の研究の間隔をそのまま当てはめると、全体の過程は数か月にわたります。数日程度の訪韓日程にその過程をすべて収めることはできないため、来院前に「今回の滞在で期待できる範囲」を整理しておくことが現実的です。
来院前に確認しておきたい点は次の通りです。
- そばかす単独か、肝斑を伴うかを肌の状態の確認で区別できているか
- 今回の滞在日数でどこまでの施術を想定するか
- 帰国後も紫外線対策を続ける前提で計画を立てられるか
- 過去にレーザーや美白系の施術を受けた経歴があるか
肌の状態を確認してから、そばかす単独なのか肝斑を伴うのかを区別することで、今回の来院で対応する範囲と、帰国後に継続する範囲を分けて考えることができます。
江南店でのご案内
私たちの江南店では、個人の肌の状態を確認したうえで施術を設計しており、画一的なパッケージでは進めません。論文がそばかすは紫外線を浴びた後に濃くなると説明している以上、施術後に帰国されてからの紫外線対策も合わせて計画されることをお勧めします。
江南店はUH FLAT SIGNATURE GANGNAMホテルの2・3階にあり、日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。短期の滞在でも、肌の状態の確認からご相談いただけます。
そばかすのレーザーを検討される際は、回数を先に決めるのではなく、まず肌の状態を確認することから始めていただければと思います。
※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、医師にご相談ください。

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