顔のたるみとシワ、水光注射より先に確認すべきこと

KIM YEONJIN (Dr. JJIN) 대표원장
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顔のたるみやシワは水光注射だけでは解消しません。江南・瑞草UH CELLの相談で私たちが最初に確認する診断の考え方と、コラーゲン誘導施術との使い分けを解説します。

顔のたるみとシワ、水光注射より先に確認すべきこと

顔のたるみやシワが気になったとき、まず見るべきは施術名ではなく「肌に何が不足しているか」です。私は江南院・瑞草院の相談で、必ずこの質問から始めます。たるみやシワの主な原因は水分不足ではなくコラーゲンの減少であることが多く、水分を補う施術とコラーゲン生成を促す施術は同じ答えにはなりません。

顔のたるみとシワ、水光注射より先に確認すべきこと

たるみとシワが目立つ理由

コラーゲンは肌の弾力を支えるたんぱく質で、20代半ばから徐々に減少し始めます。2006年に米国の医学誌American Journal of Pathologyに発表されたVaraniらの研究では、30代以降、皮膚のコラーゲン合成量が年間およそ1%のペースで低下していくことが示されました。国際学術誌Cosmeticsに掲載されたシステマティックレビューでも、I型コラーゲンの合成低下が皮膚構造の脆弱化と、たるみ・シワの形成につながる中心的な要因であると報告されています。

一方で、肌のキメや透明感が落ちる問題は、コラーゲンではなく真皮内の水分やヒアルロン酸量の不足が主な原因であることが多くあります。原因が異なるため、対応する施術も異なるはずです。

水光注射とコラーゲン誘導施術は目的が違います

水光注射(スキンブースター)は、ヒアルロン酸や保湿成分を真皮層に直接注入し、水分感やキメを整える施術です。効果は比較的早く感じられますが、持続期間は長くありません。

コラーゲン誘導施術は仕組みが異なります。PDLLA(ポリディーエルラクチド)系成分を例にすると、微細な粒子が真皮に注入された後、体内でゆっくり分解される過程で軽度の炎症反応が起こり、この反応が線維芽細胞を刺激してI型・III型コラーゲンの新生を促します。米国国立衛生研究所(NIH)の学術データベースに掲載された研究では、PDLLAがマクロファージのNRF2発現を高め、脂肪由来幹細胞の増殖とTGF-β・FGF2の分泌を促し、その結果線維芽細胞でのコラーゲン合成が高まる仕組みが確認されています。つまり即時のボリューム補填ではなく、数ヶ月かけた体の再生反応を利用する施術です。

この違いを理解せずに「たるみが気になるから水光注射を打とう」と判断すると、水分感は改善してもたるみの根本原因であるコラーゲン不足はそのまま残ります。反対に、キメや小じわだけを整えたい肌にコラーゲン誘導施術だけを繰り返すのも、適切な設計とは言えません。

診断を先に行う理由

同じ「たるみ・シワ」という訴えでも、原因は人によって異なります。コラーゲン減少が主な原因なのか、皮下脂肪のボリューム低下が重なっているのか、表皮の水分不足がキメを目立たせているだけなのかによって、施術の組み方は変わります。私は江南院・瑞草院どちらの相談でも、まず肌の厚み、弾力低下の度合い、過去の施術歴、不足している部位を確認したうえで、リジュランやジュベルックボリュームのようなコラーゲン誘導施術と、水光注射(スキンブースター)のどちらを優先するか、あるいは併用が必要かを決めています。リフティングが必要な場合は、顔の輪郭や皮下脂肪の分布、筋膜の支持力まで合わせて評価し、ウルセラやサーマクール、ソフウェーブといったエネルギー機器の強度と照射する層を設計します。

濃度や用量も一律には決めません。コラーゲン誘導成分は高濃度で使うと即時的なボリューム感が出やすく、低濃度で分けて使うと繰り返しのコラーゲン生成刺激に近い働き方になります。どちらが適しているかは、肌の薄さや回復に使える時間によって変わるため、この点も相談で直接確認すべき項目です。

なお瑞草院の代表医師は韓国と日本両方の医師免許を保有しており、日本の患者様にとっては自国の制度で資格を確認できる点が安心材料になると考えています。

施術後の回復も設計の一部です

コラーゲン誘導施術は結果がすぐには出ず、数週間から数ヶ月かけて徐々に反映されるため、その間の過ごし方が結果に影響します。江南院はUH FLAT SIGNATURE江南の建物内に、瑞草院はUH FLAT The瑞草の建物内にあり、宿泊者の場合は施術当日に酸素チャンバーとビタミンIVドリップを利用して回復を管理できます。施術自体は個室で受けることも可能です。短い日程でソウルに滞在する場合でも、相談から施術、回復までを同じ場所の中で進められる設計です。

FAQ

水光注射とコラーゲン誘導施術は同時に受けられますか

目的が異なるため、併用できる場合が多くあります。ただし順番や間隔は肌の状態によって変わるため、相談で診断したうえで設計する必要があります。

コラーゲン誘導施術の効果はどのくらい続きますか

成分や濃度によって差がありますが、体内でゆっくり分解されながらコラーゲン生成を促す仕組みのため、即効性のあるフィラーに比べて緩やかに現れ、緩やかに落ち着いていく傾向があります。正確な持続期間は施術部位と肌の状態によって異なるため、相談時に確認することをお勧めします。

たるみがまだ目立たない段階でもコラーゲン誘導施術は必要ですか

コラーゲンの減少は20代半ばから徐々に始まるため、見た目にたるみが出ていなくても、診断上コラーゲン密度が低い場合は予防的に検討することがあります。この場合も一律に施術するのではなく、まず肌の状態を確認します。

リフティング機器とコラーゲン誘導施術、どちらを先に受けるべきですか

皮下脂肪の減少が主な原因であればエネルギー機器によるリフティングを、コラーゲン密度の低下が主な原因であればコラーゲン誘導施術を優先することが多くあります。両方が重なっている場合は併用の設計が必要になり、その判断こそが診断相談の役割です。

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