リフティング効果、機器より術後の過ごし方で差が出る
こんにちは。UHCELLクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。診察室では「効果が思ったより早く落ちた気がする」というご相談をよく受けますが、原因の多くは機器選びではなく、施術直後から始まる再生期の過ごし方にあります。リフティング施術後は肌の内部で新しいコラーゲンがゆっくりと作られていく期間が続き、この期間の過ごし方が崩れると、せっかく作られたコラーゲンがそれだけ早く分解されてしまいます。

なぜ「機器」より「過ごし方」が効果を分けるのか
リフティング施術後のコラーゲンは通常1〜3ヶ月ほどかけて徐々に増え、効果のピークもこの時期に訪れることが多いとされています。問題は、この再生期間中に紫外線を浴び続けると、新しく作られたコラーゲンがダメージを受けてしまう点です。紫外線、特に波長の長いUVAは真皮まで届き、コラーゲンを分解する酵素の働きを活発にすることが知られています。せっかく再生が進んでいる時期に紫外線対策を怠ると、作られる分と壊される分が相殺され、ハリの実感が乏しくなります。
施術方式によって、この時期の肌の状態も変わってきます。超音波方式は施術後しばらく肌の水分量が下がりやすく、一時的に赤みや軽い炎症反応が出ることがあります。高周波方式は熱によって真皮のタンパク質に働きかける過程で、肌が乾燥しやすく、刺激に敏感になりやすい時期があります。この時期に鎮静と保湿が不足すると、炎症や乾燥が長引き、新しいコラーゲンが定着する前に分解されるリスクがそれだけ高くなります。
診断から組み立てる回復の3層
私たちはリフティング施術を予約する段階から、回復計画を施術設計と一緒に立てます。まず肌の厚みや敏感さ、過去の施術歴を確認したうえで、回復を次の3つの層に分けて考えます。
- 外用管理:施術直後は鎮静成分中心にスキンケアを単純化し、角質ケア成分や高濃度酸系の製品は肌が落ち着くまで見送ります。
- 内側からの管理:コラーゲンが再生する時期には、ビタミンCのようにコラーゲンの合成を助ける栄養素が不足していないかを確認し、必要に応じて補うようご案内します。
- 環境管理:紫外線対策を1日の中で最も優先すべき習慣として位置づけ、睡眠不足や飲酒の有無まで一緒に確認します。体重の変動が大きいと、再生したコラーゲンが支えているフェイスラインの土台そのものが揺らぐことがあるため、この点も必ず確認します。
短い日程でソウルを訪れてリフティングを受ける方の場合、この3つを帰国までご自身だけで整えるのは難しいことが多いです。江南・瑞草の両院はホテルの建物内にあり、施術当日から回復ケアまでを同じ動線の中で続けられるよう設計しています。
施術後に確認しておきたいチェックポイント
- 施術部位の赤みやつっぱり感が数日以上続いていないか
- 日焼け止めを2〜3時間おきに塗り直せているか
- 角質ケア成分や高濃度酸系の製品を再開するタイミングを担当医と相談したか
- 施術の間隔を詰めすぎて、肌が回復する時間が足りていないか
体重の増減が続いている時期は、リフティングの判断自体を見送ることも含めて相談いただくようお伝えしています。
FAQ
リフティングの効果が早く消えた気がします。施術が合っていなかったのでしょうか
施術そのものより、再生期間中の過ごし方が原因になっているケースが多いです。紫外線に頻繁にさらされていたり、肌のバリアが整う前に刺激の強い製品を再開していたりすると、新しく作られたコラーゲンが想定より早く分解されることがあります。赤みや敏感さが長く続く場合は、まず診断を受け直すことをお勧めします。
施術後、いつから普段のスキンケアに戻して良いですか
使用中の製品の成分や施術方式によって異なります。まずは鎮静・保湿中心で肌を落ち着かせ、角質ケア成分や高濃度酸系の製品は肌に刺激が出ない状態を確認してから、少量から再開するのが安全です。
リフティングを複数回受けると、回復時の注意点も増えますか
施術の間隔や重ね方によって変わります。コラーゲンの再生反応が重なるように間隔を調整して受ける方も多いですが、その場合も一回ごとの再生期間には同じように紫外線対策と鎮静ケアが必要です。
回復動線をどのように設計しているかについては、リフティング・アンチエイジングのクリニック選び、機器より先に回復環境を確認する理由でも詳しくご紹介していますので、施術前の判断材料としてご参照ください。

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