色素レーザー後の赤みや腫れは多くの場合1〜2日で落ち着きますが、点状のシミを治療した場合は瘡蓋ができて剥がれ落ちるまでを含め、回復には最大30日ほどかかることがあります。赤みを帯びたシミや顔全体に広がった色素は、施術後の色素沈着がより高い頻度で報告されています。そのため来院の日程は、機種の名前よりも治療する色素の種類を先に確認してから組むほうが現実的です。
こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。
ダウンタイムが何日かとご質問いただいたとき、私はまずどの色素を治療するのかをお聞きします。回復の経過がその答えによって変わるからです。
点状のシミは瘡蓋の期間まで計算に入れます
Clinics and Practice誌に掲載された2021年の後向き研究では、2つの医療機関でQスイッチ1064/532nmレーザーによる治療を分析しています。表皮性の色素病変を治療した後、周囲の赤みと腫れは1〜2日以内に落ち着きました。その後、病変が一時的に濃くなり、薄い瘡蓋ができて剥がれ落ちました。一時的に明るく見える時期を経て、30日以内に回復が完了したと報告されています。
瘡蓋がついている間に撮影や大切な会合の予定がある方は、その日程まで含めて計算しておくことをおすすめします。
赤みを帯びたシミや広範囲の色素は経過が長くなります
韓国国内5カ所の上級総合病院皮膚科が2007年から2013年にかけてQスイッチ532nmレーザーで日光黒子を治療した患者516人を分析した多施設研究(Journal of Dermatological Treatment誌、2016年)では、施術後の色素沈着の発生率は20.3%でした。赤みを帯びた黒子、顔全体に広がる不均一な色素、毛穴がほとんど目立たない滑らかな肌質で、より高い頻度が確認されています。
米国国立医学図書館(NCBI)の資料であるStatPearlsは、レーザー後の色素沈着がおおむね3〜4カ月かけて薄くなっていくと説明しています。数日の赤みの後に、数カ月単位の経過が続く場合があるということです。同じく米国国立医学図書館のPMCに収録された色素疾患のレビューは、このリスクを減らす方法として低出力のQスイッチNd:YAGレーザーを必要に応じて用いる方法を挙げています。
来院前のカウンセリングで確認しておきたいこと
- 治療する色素が点状のシミか、広範囲に広がった色素か
- シミの周囲に赤みを伴っているか
- 施術の前後に強い紫外線を浴びる旅行の予定があるか
StatPearlsは、施術前の約2週間、紫外線を徹底して避けることで色素沈着のリスクを減らせると案内しています。渡航前のスケジュールから紫外線対策を始めていただくと安心です。
肌の状態を確認したうえで、どのタイプの色素にどのレーザー設定が向いているかを一緒に整理していきます。機種の名前だけで判断するのではなく、まず肌の状態を確認することを私たちは大切にしています。
よくある質問|FAQ
瘡蓋はいつ取ってもいいですか?
手で剥がさず、自然に取れるまで待っていただくのが原則です。無理に剥がした部分は刺激が加わり、回復が長引くことがあります。
施術後に色素沈着が出た場合はどうケアしますか?
StatPearlsは、ハイドロキノン外用剤、表在性のケミカルピーリング、日焼け止めの使用などをケア方法として挙げています。肌の状態によって選択が変わるため、カウンセリングを受けてから決めていただきます。
どのような症状があればクリニックに連絡すべきですか?
赤み・痛み・熱感が数日経っても引かず、むしろ強くなっている場合や、浸出液が見られる場合は、自己判断で対処せずすぐにご連絡ください。
※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。


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