リフティングやスキンブースター施術直後は、ヒアルロン酸やパンテノールなど水分保持とバリア回復を助ける成分を先に使い、ビタミンCやレチノールなど有効成分は少し先送りするのが安全です。判断基準は、注射痕や小さな傷、熱感が残っているかどうかです。活性成分をいつから再開するかは、施術の種類と回復状態を見てカウンセリングで決めます。
こんにちは! ユーエイチセルクリニック 江南店(UHCELL Clinic Gangnam)代表院長のキム・ヨンジンです。施術を受けた患者様からよくいただく質問が、「帰り道に薬局で何を買えばいいですか」というものです。私はこの質問に、製品名より先に、まず肌の状態を確認することを大切にしています。そのうえで、どの成分を選ぶべきかをお話しします。
今、肌の表面はどんな状態ですか?
スキンブースター注射やポテンツァのような微細針施術の後には、目立たない注射痕や微細な通路が残ります。ウルセラやサーマクールのようにエネルギーを肌の内部に届けるリフティング施術は、通常は表面を傷つけませんが、施術直後に熱感や赤みが残ることがあります。私はどちらの場合も、この時期の肌を普段より刺激に敏感な状態として、使う製品を選んでいただくようご案内しています。
施術直後にまず使う成分
- ヒアルロン酸:水分を抱え込み、乾燥感を減らす基本の保湿成分です。
- パンテノール(デクスパンテノール):Journal of Cosmetic Dermatologyが2025年に掲載した二重盲検ランダム化比較試験では、非剥離性フラクショナルレーザーを受けた60人を2群に分けました。パンテノール配合マスクを使った群は、生理食塩水ドレッシング群より3日目・7日目・14日目の紅斑指数が有意に低い結果でした。
- 香りの強すぎないシンプルな再生クリーム・ローション:新しい製品を複数試すより、使い慣れた保湿剤ひとつのほうが肌の反応を確認しやすくなります。
この研究について、著者のGao氏らは化粧品メーカーからの研究費提供と、対象としたレーザーが1種類にとどまる点を限界として挙げています。そのため私は、この結果をバリア回復を助ける合理的な選択肢のひとつとしてお伝えしています。
少し先送りする成分
ビタミンC、レチノール(ビタミンA)、角質を溶かす酸系成分は、普段のスキンケアには有用です。ただし小さな傷がある肌には、ヒリヒリ感や赤みを強める可能性があるため、施術直後は控えます。再開時期を一律に決めることはありません。赤みやヒリヒリ感が落ち着いたことを確認したうえで、カウンセリングで一緒に決めます。
薬局の棚で確認しておきたい表示
韓国の法制処「찾기쉬운 생활법령정보」は、化粧品法第2条を根拠に、化粧品を人体への作用が軽微な製品と定義し、薬事法上の医薬品はここから除かれると案内しています。疾病の治療・処置・症状の緩和を目的とする製品は医薬品に分類されます。薬局にはこの2種類が並んで置かれているため、パッケージに医薬品の表示がある製品は、施術部位に塗る前に必ず医療スタッフや薬剤師に確認してください。
スキンブースター直後のあざや痛みについては、リジュランの痛みや内出血を左右する注入深度の重要性で詳しく解説しています。
クリニックへの連絡が必要なとき
- 赤み・熱感・痛みが数日経っても引かない、あるいは悪化する場合
- 新しい製品を使った後にヒリヒリ感、かゆみ、発疹が出た場合
- 浸出液やかさぶたができた場合
このような症状が見られたら、製品の使用を中止し、診察を受けてください。
よくある質問|FAQ
日焼け止めはいつから使えばいいですか?
紫外線対策は施術後ケアの基本です。先ほどのパンテノール研究でも、参加者に物理的な遮蔽とSPF30を超える日焼け止めの使用を求めています。塗るときにヒリヒリ感がある場合は、どのタイプが合うかカウンセリングで確認してください。
リフティングだけで注射痕がなくても注意すべきですか?
熱感や赤みが残っている場合は同じ基準を当てはめます。そうでなくても、新しい有効成分を一度に使い始めると、どの製品で反応が出たのか見分けにくくなるため、ひとつずつ増やしていくことをおすすめします。
日本語や英語でホームケアの案内を受けられますか?
江南店には、日本語・中国語・英語に対応できる通訳スタッフが在籍しています。施術後にどの成分をいつから再開してよいか気になる場合は、カウンセリングで話しやすい言語でお尋ねください。
※ 肌の反応や回復期間には個人差があります。正確な診察や施術内容については、専門医にご相談ください。


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