ホテルの中にある皮膚科、実際に何ができるか
「江南のホテル建物の中に皮膚科があるというのは本当ですか」というご質問を、渡韓を検討されている患者様からよくいただきます。私は江南でUH CELLクリニックの代表院長を務める金淵珍と申します。結論から申し上げると、本当です。私たちの江南院は、UHCグループが運営するホテル「UH FLAT SIGNATURE江南」の建物2・3階にあります。別の建物にある施設が「ホテル提携」を謳っているのとは異なり、私たちはホテルの付帯施設として診療しています。

「ホテル式」と「ホテル内」は違います
多くのクリニックが「ホテルコンシェルジュサービス」や「ホテル提携価格」を打ち出していますが、これは診療スペースが実際にホテル建物の中にあるという意味ではありません。ホテルとは別の場所にある施設が、送迎や内装の演出で「ホテルのような」体験を提供しているケースがほとんどです。この違いをより詳しく検証した内容は、別記事「江南のホテル内皮膚科は実在する?「ホテル提携」との違いを検証」でまとめていますので、あわせてご覧ください。本記事では、この構造が短期滞在の海外患者様にとって実務的にどのような意味を持つかを中心に解説します。
私たちの場合は、患者様が滞在する建物そのものの中で、診断・施術・回復までの動線が完結するように設計しています。同じ理由で、ソウル瑞草にある当院の姉妹院もUH FLAT The瑞草の建物内にあります。エレベーターで階を移動する以上の移動を必要としない、という点が構造上の違いです。
なぜこの構造が海外患者にとって重要なのか
韓国保健福祉部が2026年4月に発表した集計によると、2025年に韓国を訪れた外国人患者は201万人を超え、統計を取り始めた2009年以降で初めて200万人を突破しました。診療科目別では皮膚科が全体の6割強を占め、突出して多い診療科となっています。また、外国人患者の87%以上がソウルで診療を受けており、地域としてもソウル、特に江南への集中が鮮明です。国籍別では中国に次いで日本からの患者が多く、2025年は約60万人、全体の3割近くを占めました。
こうした患者様の多くは、2日から7日程度の短い日程の中で、施術と回復を同時に終える必要があります。移動が増えるほど、回復のスケジュールは崩れやすくなります。診察室から施術室、そして宿泊先までの移動が一つの建物内で完結するかどうかは、日程に余裕のない渡航者にとって、単なる利便性以上の意味を持ちます。
同じ建物だからこそ提供できるもの
私たちは、ホテルにご宿泊のお客様に限り、酸素チャンバーとビタミンIV点滴を無料でご提供しています。これは国内の患者様にとっては付加的なサービスにすぎませんが、短期滞在の海外患者様にとっては、「滞在している間に回復まで完結する」という判断材料になります。施術は個室で行い、回復のための酸素チャンバーやIV点滴も同じ建物内でご案内できる体制です。
一点、誤解のないようにお伝えしたいのは、これらの回復ケアはホテルにご宿泊のお客様限定の付帯サービスであるという点です。ホテルにご宿泊でない場合は、診療相談の中で別途ご案内させていただいております。
診療体制と言語対応
江南院では、日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。カウンセリングの内容を正確にご理解いただいた上で施術に進んでいただくことを重視しているためです。
瑞草院の代表院長である金炅洙は、ソウル大学医学部卒業後、韓国と日本の医師免許を同時に取得しています。日本の患者様にとって、ご自身の国の免許制度を通じて確認できる資格であるという点は、現地で施術内容を検証する手段が限られる海外渡航において、判断材料の一つになり得ると考えています。
まとめ
「ホテルの中に皮膚科がある」というのは演出やマーケティング上の表現ではなく、江南院・瑞草院ともに、ホテル建物内に診療スペースを構える実際の運営形態です。短い滞在日程の中で施術と回復を完結させたいとお考えの方は、まず診療相談の中で、回復ケアがどこでどのように行われるのかを具体的にご確認いただくことをお勧めします。診断から回復までの動線については、当院がまとめた解説記事江南の皮膚科、診断から回復まで一つの建物で完結する条件とはも参考にしてください。
FAQ
瑞草院もホテルの建物内にありますか?
はい。瑞草院はUH FLAT The瑞草の建物内にあります。江南院と同様、診療から回復までを同じ建物内で完結できる体制です。
宿泊していなくても酸素チャンバーやIV点滴を利用できますか?
酸素チャンバーとビタミンIV点滴は、ホテルにご宿泊のお客様限定の無料付帯サービスです。ご宿泊でない場合は、診療相談の際に別のご案内をさせていただきます。
瑞草院の院長は日本語で診療できますか?
瑞草院の代表院長・金炅洙は韓国と日本の医師免許を保有していますが、日本語での診療体制の詳細は診療相談時にご確認ください。江南院には日本語・中国語・英語の通訳スタッフが常駐しています。
短期滞在でも施術と回復を無理なく終えられますか?
2〜7日程度の日程で来院される患者様が多く、診断・施術・回復のための酸素チャンバーやIV点滴が同じ建物内で完結するよう設計しています。日程に応じた計画は診療相談でご相談ください。

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