ソウルでウルセラの見積もりが2倍違う理由と確認すべき正規品認証

KIM YEONJIN (Dr. JJIN) 대표원장
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ソウルのウルセラ見積もりは同じ「300ショット」でも部位・付加税・正規チップの有無で2倍近く差が出る。日本から来院する前に見積書で確認すべき4項目を解説。

ウルセラの見積もりはなぜ2倍近く違うのか

ソウルで同じ「ウルセラ」の見積もりを2〜3院で取ると、金額が2倍近く違うことがある。原因は主に3つに絞られる。ショット数(300ショット・600ショット)、施術範囲が顔全体か部分かという設計、そして正規チップを使用しているかどうかだ。このうち日本から来院する患者が現地で最も確認しづらいのが3つ目、正規品かどうかという点だ。渡航前にできる比較は価格表を眺めることではなく、この3つを一つずつ突き合わせることに尽きる。

日本の患者の場合、滞在は数日単位で、施術後に効果や安全性を現地で追跡確認する手段が限られる。だからこそ、見積もりの数字そのものより「何が価格差を生んでいるか」を来院前に理解しておく価値が大きい。

ショット数と部位:価格を左右する1次変数

ウルセラ(ウルセラピー プライムを含む)は高密度焦点式超音波(HIFU)のエネルギーを真皮とSMAS(筋膜)層に届け、コラーゲンの再生を促すリフティング機器だ。施術範囲は通常300ショットと600ショットの単位で分かれるが、同じ300ショットでもフェイスラインや頬骨まわりなど特定部位に集中させる構成か、顔全体に薄く分散させる構成かによって、体感する効果と価格算定の基準が変わってくる。

ソウル・江南のあるクリニックが公開した価格情報によると、江南エリアのウルセラピー プライムの相場は300ショットで約80万〜160万ウォン、600ショットで約150万〜280万ウォンの範囲で形成されている。ただしこれは1院が公開した価格が基準であり、江南エリア全体の相場を代表するものではない。同院自身も、実際の施術価格はクリニックごとの構成や追加部位の有無、キャンペーン適用の有無によって変動しうると案内している。

構成 主な適用範囲 公開されている価格帯(参考)
300ショット フェイスライン・頬骨・額など特定部位中心 約80万〜160万ウォン
600ショット 顔全体+広い範囲のたるみ 約150万〜280万ウォン

この表は絶対的な基準価格ではなく、見積もりを受け取った際に「極端に安すぎる、あるいは高すぎるか」を判断する参考線として見るのが安全だ。付加価値税(VAT)が含まれているかどうかで最終的な支払額が変わる点も、カウンセリング前に確認しておくべき事項だ

なぜ「安すぎる価格」が危険信号になるのか

ショット数や部位の違いだけでは説明できない価格差があるなら、次に確認すべきはチップ(消耗品)が正規品かどうかだ。ウルセラのチップは1回の施術後に廃棄するよう設計された使い捨ての消耗品で、指定されたショット数を超えて再使用すると出力エネルギーが不安定になる。

弾力・リフティング機器であるサーマクールとウルセラでは、いわゆる「違法チップ」による被害事例が特に多く発生しており、これは消費者を欺く次元を超えて患者の安全を脅かす問題として扱われている。再生チップを使用すると、エネルギーが目標の深さに正確に届かず、副作用のリスクが高まりうるというのがこの問題の核心だ。見た目だけでは正規チップと再生チップの区別が難しいため、価格だけで判断すると、こうしたリスクを見落としやすい。

正規品認証を自分の目で確認する方法

製造元のメルツ・エステティクスはこの問題に対応するため、2016年から正規品認証の仕組みを運用してきた。施術後にクリニックから受け取る正規品ステッカーのQRコードを専用モバイルアプリでスキャンすることで、正規品かどうかをその場で確認できる。この認証情報には、施術に使用されたチップの製品コード、施術日、施術機関名が記録されており、正規の流通経路を通じて入荷した本物であることを証明する資料として使われる。

メルツコリアの代表はこの認証プログラムの狙いについて次のように述べている。

「ウルセラの正規チップ使用はリフティング施術の効果を最大化するために重要であり、安全な施術にもつながる。正規品かどうかを自分では確認できない一般消費者が、この正規品認証アプリを積極的に活用し、安心して施術を受けられることを願っている。」 (メディカルオブザーバー、2020年)

正規品認証書の発行を依頼した際に、クリニック側がこれを拒んだり曖昧にごまかしたりする場合、それ自体が確認を要するサインだと考えてよい。短期滞在で帰国後の追跡確認が難しい日本の患者にとって、この認証書は「その場で持ち帰れる客観的な証拠」として特に意味が大きい。

見積書を比較する際に確認すべき4項目

価格表の数字だけを並べても、同じ条件かどうかは分からない。カウンセリングの段階で以下の4点を具体的に質問することが、価格比較そのものより優先される。

  1. ショット数と適用部位が正確に明示されているか — 「300ショット」という表記が顔全体基準なのか、特定部位限定なのかによって、同じ数字でも実際の施術範囲は異なる。
  2. 付加価値税(10%)が含まれているか — 案内された金額が税込みか税別かによって、最終的な支払額が変わる。
  3. 正規品認証書が発行されるか — 施術後に正規品認証書とステッカーを受け取れるか、専用アプリで認証できるかを確認する。
  4. 肌診断が施術設計より先に行われるか — たるみの範囲と程度を先に確認したうえでショット数と部位を決める手順があるか、それとも決まったパッケージのショット数から案内が始まるかは、カウンセリングの質を分ける点だ。

クリニックによってカウンセリングの進め方は異なる。肌診断を先に行い、その結果に合わせてショット数と部位を設計するところもあれば、決まったショット数のパッケージから案内するところもある。どちらの場合でも、診断結果と施術設計のつながりを具体的に説明してもらえるかどうかは、価格と同じくらい確認すべき部分だ。日本語や英語での通訳・説明体制があるかどうかも、この確認作業を実際に行えるかを左右する要素になる。

FAQ

ウルセラ300ショットと600ショットで価格差はどのくらいですか?

江南の一部クリニックが公開した価格を基準にすると、300ショットが約80万〜160万ウォン、600ショットが約150万〜280万ウォンの範囲で形成されているが、クリニックごとの構成やキャンペーン適用の有無によって変動するため、カウンセリングでの確認が必要だ。

見積書に付加価値税が含まれているかはどう確認しますか?

カウンセリング時に案内された金額が付加価値税10%込みか税別かを直接質問する必要がある。表記されていない場合、支払い段階で金額が変わることがある。

正規品認証はどうやって確認できますか?

施術後にクリニックから正規品認証ステッカーを受け取り、専用モバイルアプリでQRコードをスキャンすると、チップの製品コードと施術機関名が正規の流通経路を通じたものかを確認できる。

相場より価格が大幅に安い場合、必ず疑うべきですか?

価格だけで断定はできないが、指定されたショット数を超えて再使用する再生チップの使用事例が実際に報告されているため、相場より著しく安い見積もりを受けた場合は、正規品認証書が発行されるかどうかを先に確認するのが安全だ。

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